【動画】睡眠力アップで快適生活①【なぜ人は寝るのか?】
☆書き起こしは以下です☆
こんにちは。
みなみ整体院の金剛寺です。
今回から新しいテーマでお送りしますが、
今回のテーマは、
「睡眠力UPで快適生活!」です。
本日第1回目は、
「人間はなぜ睡眠が必要なのか」です。
皆さん、徹夜はしたことはありますか?
徹夜で勉強したり、
お仕事した方もいるでしょうし、
若いときは、今も若いかもしれませんが、
クラブで夜通し踊ったりした方も
いらっしゃると思います。
徹夜した次の日の気分はいかがでしたか?
結構だるさが続いたり、
頭がぼーっとしたり、
パフォーマンスが上がらないなど
体感した方も多いかと思います。
今日はそういったことで、
なぜ人は眠りが必要なのかについて
お話していきます。
今回は眠りが必要な理由3つ
についてお送りします。
第1つ目の理由、
皆さん脳がパンパンのパソコンのように
データでいっぱいになっていて、
脳の断捨離のために、眠りが必要になります。
パソコンを使う方も多いと思いますが、
いつも要らないデータが溜まってしまうと
どんどん動作が遅くなってしまい、
立ち上がりや次のページへ移動が遅かったり
動作が重くなりイライラすると思います。
それと同じように、
人間の頭の中にも、
物事を処理する能力があって、
それがパソコンの記憶容量と同じように、
要らない物を削除しないと
パンパンになってしまうので、
脳が寝ている間に断捨離をします。
眠りが必要な理由2つ目が、
寝ている間に記憶を定着してくれます。
たとえば、皆さん受験勉強された時とか、
お子さんがそうだったり、
寝る前に暗記しなければいけないもの、
たとえば、数学の数式などを覚えて、
寝た後にまたそれを見ると、
より一層、記憶の定着しやすくなる
1つの有名な勉強方法がありますけれども。
やったことのある方も多いのではないでしょうか。
実際にドイツの大学で
面白い実験が行われていて、
被験者を3つのグループに分けて、
1つのグループは、
ある問題を解くために
日中に講義を行って、
その問題を夜に解かせるんです。
2つ目のグループは
夜に講義して、そのまま徹夜して
その後問題を解かせたんです。
3つ目のグループは、
夜に問題の講義をして、
その後睡眠を取らせてから
朝問題を解いてもらった、
という3つのグループです。
どのグループが、正答率が
高かったでしょうか?
お察しの方もいると思いますが、
答えは3つ目のグループです。
睡眠を間に挟んだグループが
圧倒的に正答率が高く、
その差はなんと3倍近い正答率
になっています。
それくらい、睡眠を挟むと
記憶の定着がしやすいです。
なぜかというと、
脳が寝ている間に記憶の定着を
してくれるからです。
眠りが必要な理由3つ目は、
体の細胞修復のためです。
何となく皆さん、
体の休息のために寝るんだろうなと
お思いだと思いますが、
今日は具体的に見ていきます。
寝ている間に色んなホルモンが
出ているのですが、
一番有名なものが「成長ホルモン」
になります。
皆さん、成長ホルモンというと、
身長が高くなるため、とか
大きくなるために、子供のうちしか
出ないんじゃないかと思っている方が
多いかと思います。
仰る通り、思春期の時が一番
成長ホルモンが出ていますが、
加齢と共にどんどん減っていきます。
減っていっても、まだ60代でも
30%の成長ホルモンが出ています。
この成長ホルモンですが、
大人になって身長が伸びるという意味では
あまり働かないのも事実ですが、
成長ホルモンが出ることによって
傷ついた細胞修復はもちろんですが、
「代謝」を行うために必要です。
「代謝」というと、難しく聞こえますが、
体が取り込んだ物質、
食べ物などから取り込んだものを
それを体の中で使える状態、
エネルギーに変換することを
「代謝」と言います。
そういったことも寝ている間に
してくれているんです。
なので、徹夜などしてしまったとき、
次の日活力が湧かない、
エネルギー不足になるというのは、
まさにそういうことですね。
今まで挙げた3つの理由、
脳の断捨離、
記憶の定着、
細胞の修復、
ということで本日は睡眠の重要性
についてお伝えしました。
ここまで聞くと、
だったら長く寝れば良いかな?
と自粛ムードだし、どころ行くところがないし、
だったら寝ているかと思うかもしれません。
睡眠時間も確かに大事ですが、
睡眠の質もとても大事になります。
次回は質についてお伝えします。
ありがとうございました。