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【動画】花粉症!解消!楽勝!③【花粉症って?免疫細胞のあれこれ】

☆書き起こしは以下です☆

池田)こんにちは。
みなみ整体院の池田です。

花粉症のテーマでお送りしていますが、
前回までのおさらいをしていきたいと思います。

なぜ今回、花粉症を取り上げているかというと、
やはり整体院に来る方で、
花粉症に悩んでいる方がとても多いからなんですね。

というのも、4人に1人は花粉症というデータが出ていて、
実際はもっと多いような気がするんですよね。
4人に1人って4人家族に1人花粉症になるんですけれども、
もっと多くて、私の診ている患者さんの中でも、
8~9割くらいの方がなんだかんだ花粉症で悩んでいるというので、
実際、多いのかな、というところと、

あとは、私もそうなんですが、
「今年は花粉が苦しいな、花粉症っぽいな」
と思いながら、「自分は花粉症じゃない」
と認めていない人もいらっしゃるんですよ。
なので、実際は多いというところですね。

そういった方々がなぜ花粉症に悩んでいるかというと、
薬を飲んでも、薬のせいで眠くなって仕事に集中できない、
眠くなって運転が怖いとか、マスクをつけたいのに、
新型コロナウイルスのせいでマスクがないとか。
そんな悩みで「先生どうしましょう」というご相談が
多いので、今回、花粉症を取り上げています。

花粉症の症状というのが、体を守る防御反応である、
というお話が昨日会ったと思います。

花粉が外から入ってきて、それを外敵だとみなして
外に排除しようというのが、鼻水、くしゃみ、涙
なのですね。

本来、花粉に対して過剰な反応は起こらないはずなのですね
なぜなら、体の免疫細胞は外敵から身を守る仕事なので、
ウイルス、最近が入ってきたら戦って外へ出すのですが、
花粉は体に害があるわけではないので、
体内に取り入れても問題はないんですね。

しかし、花粉が大量に入ってくると、
花粉が外敵とみなされて、
過剰に防御反応が出てしまう、というところですね。

体の中で過剰に反応しているのが、「免疫細胞」です。
体を守る細胞です。
この免疫細胞はどこで作られているかというと、
骨髄という場所で作られています。

骨髄は骨の中ですね。
骨の中にそんな場所があるのか、
と思うと思うのですが、その中で
免疫細胞が沢山作られます。

免疫細胞が成長したら、
今度は胸腺という場所に移動します。
胸腺というのが、心臓の上あたりにあるんですね。
胸腺で大きくなった免疫細胞が
体中へ仕事をしに行きます。

実際にその免疫細胞がどこにいるかというと、
どこだと思いますか?
体の中で一番面積が大きいところです。

腸です。詳しく言うと、小腸です。
人間の小腸は6~7mあると言われていて、
広げると絨毯みたいに、並々になっているのを
全部広げるとテニスコート1面分の大きさになります。

テニスコート1面分の絨毯をギュッとまとめたものが
人間の小腸に入っているのですね。
それだけの面積があるので、外敵に触れる可能性が高い。
色んな菌と戦わないといけないんですね。

腸の中に、体の免疫細胞の50~60%がいると言われています。
なので、最近、ヨーグルトを食べて便秘解消しましょう、
だけでなく、腸管免疫を鍛えましょう、
腸内フローラを整えましょう、と言われているんですね。

実際に、ヨーグルトで花粉症に効果がありました、
など言われているのが、腸の中で免疫細胞などの
状態がよくなることで、花粉にも戦える体になっていますよ、
というデータが出てきたところです。

胸腺と腸がちゃんと機能してくれば、
体は異常な過剰な防御反応を示さなくて済むので、
体としても安定するし、症状も落ち着いてくるのではないか、
といったところから、次回、胸腺、腸のセルフケアについて
お届けしていきたいと思います。

ありがとうございました。

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