【動画】金剛寺敦子の栄養学⑥ ストレスに勝つ食事法
☆書き起こしは以下です☆
こんにちは。
金剛寺敦子の栄養学
第6回目を始めていきます。
本日のテーマは
「ストレスに勝つ食事法」
についてです。
ストレスと食の
密接な関係について
見ていきます。
早速、「ストレスに勝つ食事法」
について知りたい方は
下の概要欄からご覧ください。
今、自粛が続いていますが、
テレビをつけても
暗いニュースばかりだし、
楽しみしていたイベントも
キャンセルの状態だと思います。
ご家族もお家で過ごされる時間が多いので
自分の時間が持てずに辛いとか
ご家族のお世話など
とても大変というお話も聞きます。
あとは、会社にいるときは
あまり間食をしなかったのに、
ついついお家にいると
食べ物に手が伸びてしまって
食べ過ぎ、偏った食事で
メンタルの不調が起きて、
またやけ食いをして
という悪循環に陥りやすい状態です。
ストレスと食の密接な関係
について見ていきます。
これはおさらいになりますが、
糖質摂取は手っ取り早い
ストレス発散になります。
あとは、精製された
砂糖、小麦などは
「脳内麻薬」が出るので
もっともっと食べたくなります。
あとは、糖質ばかりで
カロリーばかりが多くて
中にあまり十分な
ビタミンミネラルが入っていない物を
エンプティカロリーといいますが、
そういった空っぽのカロリーを摂っていても
脳はたんぱく質が十分に入らないと
満足しないので
どんどん食べ続けてしまいます。
ストレス解消のやけ食いですが
逆にストレスに弱い体をつくります。
ストレス発散時は
ついついジャンキーなものを
食べがちです。
イラストのように
脂っこいもの、甘いもの、など
高カロリーなものが
多いと思います。
そうしたものは、
中毒性があるので、
一度食べるとどんどん
毎日のように
食べたくなりがちです。
さらに、こうした糖質を摂ると
体にある貴重なビタミンが浪費されます。
そうすると、
ストレスを感じた時に
抗ストレスホルモンという
ストレスと戦ってくれる
ホルモンが出ますが、
そのホルモンの材料不足になります。
その結果、ストレスに対抗できない
体になってしまいます。
そもそも、
やけ食いをするしないは別として
ストレスで失われる栄養素があります。
それが、ビタミンB群と
ビタミンCが代表的なもので、
これが大量消費されます。
人はそもそもストレスを感じると
コルチゾールという
抗ストレスホルモン、
ストレスと戦ってくれるホルモンが
分泌されます。
このコルチゾールの合成には
ビタミンBとビタミンCが必要ですが
これらの材料不足に陥ります。
そんな皆さんへ、
ストレスに勝つ食事法を
お伝えします。
ストレスに勝つ食事法①、
ビタミン、ミネラルの補給。
ストレスを感じるだけで
ビタミンBとCが大量消費されると
お話しましたが、
ビタミンBの代表的なものですね、
ナッツ、豚肉、レバー、卵、
大豆製品などを摂って頂くと
こうしたストレスを感じる時に
失われる栄養素の補給ができます。
同じくビタミンCも
ストレスで失われやすいですが、
緑黄色野菜、特にパプリカや
ブロッコリーにビタミンCが多いのと
みかん、レモン、キウイ、いちごなどの
果物もおススメです。
ストレスに勝つ食事法②、
気をつけて頂きたいのが
食事の順番になります。
これも以前お伝えしましたが、
血糖値の安定を心がけてほしいので
食べる順番を気にしてほしいです。
空きっ腹にいきなり
甘いものを食べると
血糖値が急に上がってしまい
それを下げるためにまた
体内でインスリンという
ホルモンを出して、
結果として、体の中で
血糖値がジェットコースター
のように乱高下します。
そうすると、
精神的不調や肉体的な不調も
出てきやすいです。
なので、ドカ食いをしたいときこそ、
サラダなど野菜から食べて
次にお肉や魚など
たんぱく質を摂るようにしてください。
そうすると、
血糖の乱高下も避けられます。
ストレスに勝つ食事法③、
ストレスを感じた時こそ
高たんぱく食にしてください。
高たんぱく食にするこtこで
ビタミンの浪費もカバーできます。
ストレスがかかるだけで
ビタミンB、Cがどんどん
大量消費されます。
そういった状態でまた
糖質ばかりを摂ると
その糖質の処理でまた
ビタミンBなどが使われて
どんどん栄養不足、
栄養失調になります。
カロリーが足りていることと
栄養が足りていることは
また別のことになるので、
しっかり中身のある栄養を
摂る必要があります。
ここでおススメしたいのが、
ゆで卵、チーズ、ナッツなど
手軽に摂れるたんぱく質製品です。
そういったものを
摂って頂きたいと思います。
ということで、
ストレスに勝つ食事法のまとめ。
①ビタミン、ミネラルの補給です。
②血糖がいきなり上がらない順番で
食べてください。
③ストレスを感じた時こそ
高たんぱく食を心がけてください。
今回、ストレスに勝つ体作り
についてお伝えしましたが、
次回はまた新しいテーマで
お届けします。
ぜひ、コロナにも負けない強い体、
ストレスにも打ち勝てる体を
作っていきましょう。
本日もありがとうございました。