トップページ > YouTube配信 > 【動画】新型コロナウイルスに打ち勝つために【腎臓の役割】

【動画】新型コロナウイルスに打ち勝つために【腎臓の役割】

☆書き起こしは以下です☆

池田)こんにちは。
前回に引き続き、新型コロナウイルスに打ち勝つ!
というテーマでお送りしていきます。

最初に基礎代謝のお話をしましたが、
皆さん、覚えていますか?

基礎代謝を上げるためには、
まず内臓の機能を高めることが手っ取り早いという
お話をしましたが、1番影響しているのが肝臓、
2番目に影響しているのが心臓、3番目は腎臓になります。

なので、今回は腎臓についてお届けしていきたいと思います。
腎臓なのですけれども、焼き鳥でいうと、
「せぎも」になります。
希少部位なので、見かけることも少ないかもしれませんが、
是非見かけたら、「腎臓なんだな」と思いながら
食べて頂けるといいなと思います。

腎臓の形なのですが、いわゆるそら豆の形、
なんて言われたりします。
大きさとしては握りこぶし1個分より少し大きいサイズですね。
これが左右で2つ付いています。

背中のウエストより少し上の位置に
2つ付いています。

前には肝臓や胃があるので、背中側に腎臓があるのですが、
腎臓が悪くなる人は、背中が痛いと仰ることが多いです。

その理由は腎臓が背中側に位置しているからなんです。
腎臓の一番大きな役割が、尿を作ることです。

一昨日、高岡先生の話でもありましたけれども、
全身に血液を流すというお話がありましたが、
全身に流れている血液1/4が腎臓を通過していきます。

そこから原尿という尿の元を作ります。
それが一日約150リットル作られます。
150リットルというと、2リットルのペットボトル、
75本分なのですね。

75本分の尿の元が作られて、
その中から必要な物質だけを再吸収します。
要らない老廃物などを体の外へ
尿として出していきます。

実際に作られる尿、体から出される尿の量としては、
大体一日1リットル~1.5リットルと言われています。
なので、それ以上多いと「多尿」と言われたりします。

腎機能が悪くなると再吸収の部分ですね、
必要な物質を再吸収するのですが、
それがうまくできなくなります。

そうすると、本来吸収されるたんぱく質や
赤血球などが外へ出て行ってしまいます。
外へ行ったものが尿検査などで引っかかると、
「たんぱく尿」や「血尿」の診断名がついたりします。

なので、健康診断でそういった診断をされる人は、
腎臓の機能に何かしら問題があって、体の外に
必要な物質が出てしまっている状態です。

ただ、「たんぱく尿」や「血尿」は身近ではないので、
もっと身近なところで伝えると、
腎臓は水分の調整をしているので、
「むくみ」などが起こることがあります。

さらに、難しい話になると、
血圧をコントロールしたり、造血ホルモンを分泌したり
という役割があります。

造血ホルモンが上手くいかなくなると、
貧血になったりします。

病名で言うと、「腎性貧血」と言ったりします。
(難しいので気になる方は後でネットで調べて頂ければと思います。)
貧血になったり、血圧のコントロールがうまくできなくなって
低血圧になったりするんですね。

貧血とか低血圧って、
どちらも血流が悪くなる、血流が落ちてしまうことから
体温が下がってしまいます。
体温が下がってしまうと、免疫力が下がることから、
腎機能をしっかり上げることが
体温を上げて、結果、免疫力を上げる上でとても大切になってきます。

では腎臓のセルフケアについては、また次回お伝えします。

 

お問い合わせはこちら
地図