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【動画】金剛寺敦子の栄養学③ 高たんぱく低糖質食 にすべき5つの理由

☆書き起こしは以下です☆

 

こんにちは。
本日も金剛寺敦子の栄養学③をお届けします。

本日のテーマは、
「高たんぱく低糖質にすべき5つの理由」
についてです。

前回のおさらいですが、
健康に過ごすためには、どんなものを食べたらいいの?
というお話でしたが、

小学生の家庭科で習った食事方法がいいのか、
国の推奨する栄養ガイドが一番なのか?

色んなお話がありますが、
それって本当のなのでしょうか?

こちらの図が食事バランスガイドになっていて、
農林水産省のHPで今見れるものです。

主食を半分以上食べて、
あとは副菜、主菜、乳製品、果物の順に
摂りましょうというものです。

これが一概に悪いとは言いませんが、
近年の研究でこれが覆される理想の食事が
発表されています。

それが「高たんぱく低糖質」といって、
たんぱく質を多く、糖質を控えめにする食事になります。

今、「糖質OFF」という言葉も流行っていて、
コンビニでも手に入る時代になりました。

たんぱく質を多くするのはもちろん、
ビタミン、ミネラル、良質な油も必要です。

こちらの写真が
「ライザップ牛サラダ」という
ライザップさんと吉野家さんが
開発した大人気の「高たんぱく低糖質」
メニューになります。

大手企業もこうして開発をするほど、
「高たんぱく低糖質」食がなぜ人気なのか、
理由を見ていきましょう。

理由その1、人類としての特性です。
人間はもともと狩猟採集生活をしていました。

農耕が始まる前、マンモスなどお肉を
摂っていたので、逆に糖質を摂ることが稀でした。

農耕が始まる前700万年前、
穀物が主食出なかったので、
人間の消化器官も穀物がメインになることに
まだ慣れてないという話もあります。

理由その2、細胞の原料になる。
たんぱく質は細胞の原料になります。

たんぱく質に加え、ビタミン、ミネラルを
バランスよく摂取することが細胞の
入れ替わり、新陳代謝を高めます。

「リンゴだけダイエット」など
偏った誤った食事制限ダイエットで、
たんぱく質が不足し、筋肉もなくなり、
さらには、骨がスカスカになる
骨粗しょう症にもなりやすいです。

理由その3、痩せやすい体。
糖質は脂肪に変わりやすいです。
なぜ痩せないかといえば、
過剰な糖質を摂ることで、
それが脂肪に変わります。

皆さん、「ケトン体」はご存知ですか?
体内に糖質があればそれを先に使いますが、
糖質が不足した時、
「ケトン体」という脂肪を分解して
エネルギーを生み出す働きがあります。

ケトン体が働いてくれれば、
溜まった脂肪が燃えて、
エネルギーに変わっていきます。

誤ったダイエットのように、
筋肉が減ることもありません。

理由その4、血糖値の安定。
血糖値のジェットコースターというのは、
空きっ腹にいきなりごはん、パスタ、
甘いものなど糖質たっぷりなものを食べると、
血糖値が急上昇します。

血糖値が上がりすぎると
体は下げるホルモンを出します。
そうすることで、体の中で
血糖値の乱高下が起こり、内臓も疲弊しますし、
低血糖症にもなりやすいです。

理由その5、自律神経バランス。

自律神経の原料になるのは、
たんぱく質になります。

血糖値の乱高下で、内臓も疲弊し、
自律神経まで乱れてしまいます。

自律神経が乱れると、
メンタルが乱れるだけでなく、
頭痛、肩こり、だるさなど
あらゆる不調も出やすいです。

今まで「高たんぱく低糖質食にすべき5つの理由」
についてお伝えしてきましたが、
どれも納得のいくものではありませんでしたか?

体の材料であるたんぱく質という話から、
結果、自律神経というメンタルの安定まで
幅広く関与しています。

“You are what you eat!”
と英語のことわざで言われますが、
食べたものがあなたを作ります。

今日はちょっと長くなりましたが、
次回は「高たんぱく低糖質」の真逆の
「高糖質低たんぱく食」にすると起こる
怖い話についてです。

本日もありがとうございました。

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