【動画】金剛寺敦子の栄養学④「高糖質低たんぱく食」のちょっと怖い話
☆書き起こしは以下です☆
こんにちは。
本日も金剛寺敦子の栄養学第4回目をお届けします。
本日のテーマは「高糖質低たんぱく食」の、
ちょっと怖い話です。
前回のおさらいですが、
「高糖質低たんぱく食」つまり
たんぱく質を沢山摂って、
糖質を少なめにするのが良いと
お話をしました。
その理由が5つあって、
人類はもともと農耕が始まる前は
マンモスなど追いかけて
お肉を多く食べていたんです。
理由2つ目が、細胞の原料がたんぱく質です。
理由3つ目、痩せやすい体になります。
理由4つ目、血糖値の安定でメンタルも
体調も落ち着きやすいです。
理由5つ目、自律神経が整います。
自律神経が乱れると、自律神経失調といって
あらゆる不調が出ますが、これが整うと
メンタルも体調も安定しやすいです。
こういった理由から
たんぱく質を多めに、
糖質を少なめにすると良い、
というお話をしました。
本日は、逆に、
「高糖質低たんぱく食」にした場合の
ちょっと怖い話についてです。
糖質の多いものは
皆さんもイメージに何となくあると思いますが、
このイラストの通り、ジャンクフードや
甘い飲み物などに多く糖質が含まれます。
たとえば、皆さん、中華屋さんに入った時に、
ラーメンにチャーハンセットや餃子セット
ラーメンに替え玉など、
糖質に糖質を合わせて摂る方は、
「高糖質」に陥りがちです。
実際にこの「高糖質低たんぱく食」にすると
どんなことが起こるかという怖い話です。
怖い話その1、どんどん食べたくなってしまう。
精製された白米、小麦、砂糖などを摂ると、
頭の中で脳内麻薬が出ます。
理性では押さえたい、と思っているけれど、
食欲が止まらなくなってしまうことはありませんか?
精製されたものを摂ったことで、
脳内麻薬が出ている状態です。
ちょっと怖い話その2、
食べ過ぎると肥満まっしぐらになります。
以前、油が悪いと嫌煙されていた時期がありましたが、
最近では、過剰な糖質こそが
肥満の原因になると言われています。
ちょっと怖い話その3、
疲れやすく、不調が起きやすい。
普段から疲れが抜けにくいとか
だるさがある、もしくは症状が出ていて
頭痛、めまい、肩こり、吐き気、腰痛など。
現場で見ていても、
そういった方はかなりの確率で
甘いものが好きな方が多いです。
ちょっと怖い話その4、
糖質を多く摂ると、
メンタルも不安定になります。
血糖値が乱高下することによって、
ジェットコースターのように
アップダウンすることによって、
内臓に大きな負担がかかるだけでなく、
メンタルも不安定になります。
実際に、鬱の方はかなり甘いものが好きです。
ちょっと怖い話その5、
体が老化する。
老化というとかなりショッキングな
ワードになりますが、
糖質を多く摂ると、体が酸化しやすいです。
体の酸化はそのまま老化につながります。
お肌もそうですけれども、
老けてしまう状態です。
さらに、内臓の脂肪も増えやすく、
血管もどんどん固くなりやすく
糖尿病のリスクはもちろん、
心臓病やガンのリスクまで
高まると言われています。
余談ですが、
甘いものが好きな方は
便秘にもなりやすいです。
食物繊維が足りていないのも
その一因と言われています。
今、糖質のリスク、
怖い話を5つほどしましたが、
デパ地下もスーパーもコンビニも
どこも糖質だらけですよね。
売っているものがそうしたものが多いです。
実際、美味しいですし、
なかなか止められない方、
多いと思います。
大好きだけれど、どうしたらいいの?
という方、リスクは分かったけれど、
脳内で麻薬も出るし、
止められないという方へ向けて、
次回は、「高たんぱく低糖質」へ
徐々に切り替えていくためのヒントについて
お伝えしていきます。
どうぞお楽しみに!
本日もご覧いただきありがとうございました。