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肩こりと足の意外な関係性

こんにちは。肩こり治療家の南です。

今回は足の重要性についてお伝えします。
足と肩こりが果たして関係があるのか。普通全く想像できないですが、連動性というものがあるのでかなり深く関わってくるのです。

体は連動して動いている

では、その連動性とは何か。簡単に言うと体の一つの箇所を動かすとその近くの部位、その隣の部位、隣の部位と次々に一緒に連動して動くということです。 例えば、前回までの姿勢についていえば、骨盤が後ろに倒れて歪んでいけば、背中が丸くなり、肩が前に出てしまうみたいな感じです。
足でいえば、まず足首を動かしてみてみましょう。上下と普通に動きますが、これを反対の手で固定してみてください。当然動かしづらくなりますよね。そして、ふくらはぎやすねに力が入りませんか。
もっと思いっきり固定して頑張って足首を動かそうとするとどうでしょう。
体全体に力が入り、顔まで歪んできませんか。これが、足から体全体に影響が出る連動性です。

仮に足を怪我しているとすると当然他の部位に連動性が働き、普段以上に怪我をした部分以外を使うようになります。これを考えると一つの怪我や痛み、違和感が発生した時点で、その部位だけではなく、体全体に影響が出てしまうということを考えなければなりません。

特に足は毎日の生活の中で歩く、立つで日々使います。
ですからこの部分になんらかの問題が発生したら非常に気をつけなければならず、早急に対処しなければならないのです。

足の問題に要注意!

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足に怪我なんてしてないし問題なんて特にないな・・・と思ったあなた。よーく自分の足を観察してみましょう。

足の問題はたくさんあります。身近な例で言うと外反母趾、内反少趾、たこ、浮き指などです。

これは女性の約8割の方に発祥しているそうです。さらに、このような足の問題をかかえている9割の方に肩こりや腰痛、自律神経の異常などが起こっているそうです。

これはかなり衝撃的な事実ではないでしょうか。私も患者さんを診ていると必ず足に問題を抱えている方を多くみます。ただし自分では当たり前となってしまっており、治そうと思わないのが現状です。
足の問題は発祥してからの期間が長ければ長いほど、治すのに時間がかかってしまいます。
外反母趾に関してはテーピングやサポーターなど自分で治す方法はたくさんあります。もし不安であるならば、一度私に診せてください。

足から体全体へつながってますよ

以上ですが、今回大切なことは足の問題は体全体への問題へと発展するということです。こういう事実を知っていると知っていないとでは肩こりを含め体の諸問題の回復力が明らかに変わってきます。

なぜなら、なんか急に肩がこったなとか、最近からだがだるいな、眠れないななどの原因は表面的なものだけではなく、確実に日々の生活のちょっとしたことに隠れているからです。
例えば、最近靴を履き替えた。片側だけでする作業をした。気候の変化があった。変なものを食べた。などなど。
とにかく原因はしっかり見極めなければなりません。そうしないと治るものはいつまでたっても治らないのです。

私の考える根本治療とはこういうものだと思っています。

次回は内臓との関係についてお伝えします。

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