赤ちゃんにも肩こり?
こんにちは肩こり治療家の南です。
前回まで睡眠についてお伝えしました。特に小さいお子さんがいる主婦の方は大変です。
しかし、衝撃かもしれませんが赤ちゃんにも近年肩こりが発生しています。そして、それが夜泣きへとつながり、睡眠の質と時間を奪っているのかもしれません。
夜泣きは肩こりのSOS!?
赤ちゃんはお腹がすくオムツが汚れるなどのサインでぐずったり、夜泣きをしたりしますが、実は肩こりが原因でぐずったり夜泣きしたりするケースが結構多いようです。正直信じがたいことかもしれませんが、まだしゃべることのできない赤ちゃんは肩が凝ったりしても、「もんで!」とは言えません。まあ、泣いて伝えるしか出来ませんよね。
赤ちゃんの夜泣きや、日ごろのぐずりがひどい場合や良くならない場合は肩こりを疑ってみると良いかもしれませんね。
赤ちゃんの肩こりの原因
そもそもなぜ赤ちゃんが肩こりになるのでしょうか?果たして原因は何なのでしょうか?大きく3つあると私は考えます。
1.抱っこの仕方
これはあまりにも簡単なことですが見落としがちです。赤ちゃんを抱き上げる時に、両脇の下から腕を入れて持ち上げようとすると、実はそれが赤ちゃんの肩がこる原因になってしまいます。赤ちゃんは抱っこで持ち上げられる時に、両方の腕だけで自分の体重を支えてしまいますから、勝手に肩に力が入り肩がこってしまうのです。
赤ちゃんの体重が赤ちゃんの腕にかからない様に、脇の下に少し隙間をあけて抱くようにすれば良いそうです。おそらく、親の負担がかかりますが。
2.寝かせ方
いつも同じ方向に首が向いて寝ていると首肩に悪い影響がでます。また、これは頭蓋骨の歪みにも影響がでますので注意が必要です。なるだけ上向き、だんだん動くにしてもちゃんと同じくらい左右に負担が来ているようにしましょう。いつも右から決まって寝かせるなど、親のいる方向が決まってしまっていると、それに赤ちゃんは誘導されてしまうので気をつけましょう。
3.環境の変化
これはやはり現代の日本の問題でありますが、電磁波、環境汚染の問題です。なかなか防ぐことは難しいですが、なるべくなら新鮮な空気を吸わせてあげたり、携帯を近くに置かないようにしましょう。
以上の3つのポイントはぜひ子供のためにも対策していただくといいですね。
赤ちゃんの肩こりチェック法
ではどうやったら自分の子供が肩こりかどうか判断するのでしょう。
・両手を挙げてみて、ちゃんと耳まで腕がつくか。
・肩の皮膚を引っ張ってみて硬いかどうか。軽くつまんで伸びればOKです。
このようなチェック法でぜひチェックしてみてくださいね。
しかし、子供の肩こりを気にする前に親が肩こっていては元も子もありません。
子供を気にしていたらもっと自分の肩こりや疲れがひどくなる可能性もあります。
そこで、次回は子育て主婦の肩こりについてお伝えします。
ではまた。