骨盤調整には下半身がキーとなる!
こんにちは。肩こり治療家の南です。
前回はいい姿勢とは?いい姿勢で肩こりが改善されていくことをお伝えしましたが、
今回はこのいい姿勢をキープする骨盤がなぜくずれるのか。何に気をつければいいか
についてお伝えします。
先に答えをいうと
骨盤がくずれる原因は下半身にある
と思っています。
前回のブログでも説明しましたが、悪い姿勢で座ると足が開いたり、変な形で崩れたりします。足を組んでしまうのもその一つです。これは下半身、特に太ももの筋バランスが崩れてしまっているのです。
悪い姿勢でいると内側の筋肉が全く使われません。勝手に外側の筋肉が緊張していきます。
試しに触ってみるとわかります。
内側の筋肉は柔らかく、外側の筋肉の方が硬くなりますよね。つまり座っているだけで外側の筋肉が鍛えられている恐れがあります。
そして、もも前と裏のバランスに関しては、骨盤がずり落ちてしまう(いわゆる骨盤がねていて背中が丸まる悪い姿勢)姿勢でいると、もも裏が緊張してしまっている状態になります。また、もも裏に近い内側の筋肉も緊張してしまいます。
つまり、
もも裏も常に緊張しますので骨盤を後方ずり落ちるように引っ張ってしまっているのです。
逆に反りすぎてしまっている人は筋肉にも逆の作用が起きます。
このように下半身の筋肉のバランスで骨盤がずらされた状態が当たり前のようになってしまうのです。
さらにいうと座っていて足を組んでしまうのもこの筋肉のバランスが常に骨盤がゆがむようにキープされ続けているので、組みたくなってしまうという要因もあります。
ふくらはぎが座っていてむくむというのもこの姿勢から来る要因もあります。
悪い姿勢で座ると座っていて地面に足が付かないことがほとんどです。
これだけでもふくらはぎがずっと緊張しむくみやすくなります。またここから下半身の血流が悪くなり上半身の血流の流れ、つまり肩こりにもつながるのです。
以上のことから下半身のケア、調整というのが骨盤調整にも効果的であり、肩こりにも関係があるとはいえるのではないでしょうか。
姿勢を正すこと、足の位置も含めて正しい位置にしないといけないですね。
さあ次は猫背についてお伝えします。これに関しては非常に勘違いされている方が多いです。ただし猫背が改善しなければ当然肩こりはよくありません。