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至急治しましょう!肩が前に巻き込まれる!

こんにちは。肩こり治療家の南です。

前回は猫背とはどういう状況にあることなのかをご説明しましたが、今回はその続きで、

肩の位置、肩が前に入り巻き込まれてしまうこと

の説明をしたいと思います。

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猫背の第二のポイントでもあった肩の位置に関して、これは非常に猫背と勘違いしやすい状況を作ります。
まず結論からいって現代成人の9割が肩が前に入ってしまって巻き込まれています。
いわゆる肩のラインが真っ直ぐではなく、前方にいっている状態です。
なぜ多いのかというと単純に前で行う作業が多いからです。
パソコンは特にですがスマホや字を書くこと、食べること、その他家事などでも大体が前で行う作業です。
ですから意識をしなければ必然的に肩が前に入ってしまうのです。
後ろで行う作業なんて無理ですからね。特に女性は筋力がもともと少ないので肩が前にいきやすく巻き込まれやすいです。
自分でも確認してみるとわかります。仕事の時やリラックスしている時でも肩が前に入っていませんか?
こういう状況があるにもかかわらず、周りから見て猫背でないと言われる人、姿勢がいいと思っている人以外にいます。このような人は要注意です。
なぜなら姿勢を良くしようとした時に背中や腰を反るような形を作って猫背では内容に見せているからです。
これでは第一ポイントの骨盤も歪むし、肩が前に入って巻き込まれたままなので、当然、肩背中腰の筋肉をかなり使います。
こうして肩や背中、腰がつらくなり、知らないうちにこってしまうケースがあるのです。
ですから、背中が丸まることが猫背ではないと分かった今、

骨盤の次に肩の巻き込まれを治す必要があるのです。

そうもしないと、肩が前に入ったままは、他にも背中の筋肉、特に肩甲骨の内側が常に伸ばされ、どんどんと背中の筋肉が弱っていくことにもつながります。肩の上部も同様です。
また、前側の巻き込まれてしまった胸の筋肉(大胸筋など)が縮みすぎて押すとものすごい激痛を生むようになります。このような状態でいくら背中や肩を揉んでも意味が無いことはここでも理解できると思います。
前の筋肉が縮んで、後ろの筋肉が伸ばされた状況がずっと続いてしまった筋バランスが背中を丸くなるという、猫背の状態をダイレクトに作っているのです。
これが長く続いてしまえば当然正しい状態に戻すのは簡単ではありません。
では、どうすれば肩の巻き込まれを防ぐことができるのか。
これを次回に説明していきたいと思います。
ポイントは手になります。

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